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マンションにも建て替え時期がやってくる

最近、築年数の経った中古マンションをデザイナーなどの手によって大きくリフォーム、フルリノベーションされた素敵な物件が出てきています。

こういう物件によらず、中古マンションを購入する際に重要になってくることは、大規模修繕をいつ、どのくらいの規模で行うか。修繕積立基金は充分なのか。管理費・修繕積立金の滞納の有無を調査することです。

長期修繕計画はここ最近になってようやく新築販売当初から作成されるようになりましたが、以前のマンションは、新築販売時にデベロッパーが月々の支払い額を押さえて売りやすくするために、修繕積立金を安く設定していて、いざ大規模修繕が必要になったときに費用が足りず、1戸あたり数十万円から多いもので百数十万円別途必要になるようなケースがありました。

現在では、管理組合が法人格として認められて、金融機関からの融資を得られるようになってきましたが、管理組合で決議を採ることはなかなか容易ではありません。

また、マンションはいくら木造住宅よりも耐久性があると言っても、そう遠くない将来に必ず「建て替え」の問題が発生してきます。その際にも居住者によっていろいろ事情が異なりますので、一筋縄では行かないということを認識しておかなければなりません。


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